【本当に必要?】性教育、親がやった方がいいのかい問題。

みなさん、こんにちは!

そして、はじめまして。

千葉県船橋市の思春期こじらせ助産師、性教育とアロマを専門にやっている田村です☺
よろしくお願いします。

instagramときどき更新していますので、よかったらご覧ください…!

世の中のパパ、ママに問う!ぶっちゃけ家で性教育やってる?

ママ

大事っていうのは頭ではわかっているんだけど、
どういうふうにやったらいいかわかんないんだよね…

それに今更はずかしい!

パパ

そういうのはママ頼んだ!オレはわからん!

それに時期が来れば勝手に覚えるし、学校が教えてくれるでしょ!

世の中、こういうママやパパが多いのではないのでしょうか。

このパパの「オレの出番ではない!」っていうのも聞いたことがあります。笑
その逆もしかりです。そういうのはパパにやってもらおうと秘めているママもいます。

そもそも、必要があるっていうのはわかっちゃいるんだけど、いろんな理由があってはずかしいし…と、口にするのもちょっとはずかしいし、切り出し方もよくわからんしで夫婦の会話の話題にすら上がらないのではないかと思います。笑

実際の世の中のパパ、ママは実際性教育を家でやっているのかしら?

そんな感じだし、世の中のパパ、ママみんなそうなんじゃないの?と思うと思うのですが、実際2020年に実施された調査があるようなのでちょっと見てみましょう。

2020年に月間250万ユーザーの子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」を運営する株式会社ネクストビートが、子育て世帯の家庭での性教育に関するアンケートを実施したそうです。

質問内容としては、

  1. ご家庭で性教育を実施していますか?
  2. 性教育を「実施していない」「必要性は感じているが実施していない」と回答した方にお伺いします。その理由を教えてください。
  3. 性教育を「実施している」と回答した方にお伺いします。性教育を何歳から実施していますか?
  4. なぜ性教育を実施しようと思われましたか?
  5. ご家庭での性教育をどのような形で実施していますか?
株式会社ネクストビート PR TIMESより

その結果は、子育て世代の約8割が家での性教育を「実施していない」「必要性を感じているが実施していない」と回答!
「実施している」家庭は約2割とのことでした。

じゃあ、なぜ「やらない」、「わかっててもやらない」のか。

  • どうやって伝えたらいいかわからない
  • うまく伝えられる自信がない
  • タイミングをどう作ればいいかわからない

という結果が出ました。

そうか、そうか。たしかにな。という結果です。

あとは、わたしの中でおうちで性教育をやることに対しての懸念点って、そういうのを子どもに教えたことで、

「え?パパとママ、そんなことやったの…?」と嫌悪感を抱かれないかなという恐怖もあるのではないかなという予想。

ちなみにアンケートはこちらから引用させてもらいましたので、興味がある方は見てみてください。
家庭での性教育、約8割が「実施していない」と回答。理由の最多は「どう教えていいかわからないから」

当然の結果でしょう。だって自分が性教育を受けたことがないのだから。

これ、ある意味当然の結果だと思います。

だって、わたしぐらいの年代の人って学校で満足に性教育を受けられていないから。
2000年代前半に学生さんだった人は、「性教育バッシング」の影響もあって、性教育の授業が下火になりました。
わたしはモロその影響を受けている1人です。

そんな人たちが今親になっている時代です。

それに親のタブー視もすごかった。

ドラマでベッドシーンが出てきたらソッコーチャンネル変えられていたし、なんならそういう系統の話を振ったら怒られていたから、親から性教育なんて受けたこともないし。

だから普通に考えて、「教わっていないものを教わる」ってハードルめちゃくちゃ高くないですか?

じゃあ、どこから性についての情報を仕入れている?

じゃあ、今の子どもたちはどこから情報を仕入れているのか。

それがアダルトサイト、アダルト動画。
あのようなセックスが、あのような関わりが、正しいと思われてしまっている。

これは非っっっ常に由々しき問題です。

アダルトサイトやアダルト動画のやばいところ。

まずは男性優位であることが多いこと。

そしてファンタジー要素が多いこと。ファンタジー要素というのは男性優位に描かれているからゆえ、実際ではありえないようなシチュエーションや男性が喜ぶような要素をたくさん放り込んでいる。

あとは暴力的な描画が多いこと。これは男性優位であることとも関係していますが、レイプをテーマにしたアダルト動画もあったり、同意がない状態のセックスが描かれていることもあります。

そんなようなものでセックスや女性との関わりを学んだらどうなるでしょうか?

セックスに限らず、自分や周りの人を大切にできなかったり傷ついたり、傷つくことも考えられます。
もちろん恋愛やその先にあるセックスも自分本位のものになるでしょう。

これは由々しき問題です!!

だからこそ、おうちで性教育をやってみよう!

家で性教育となるとハードルを高く感じると思うかもしれませんが、わたしがプロデュースしている「性と生のしゃべり場」に参加してもらったら、おうち性教育のハードルが下がること間違いなし!

「性について教えることって恥ずかしくないんだ~」とか、「簡単に話せるじゃーん」って感じると思います。

それに同じように悩んでいるママやパパにも出会えて、悩みを共有できたり一緒に考えることもできます。
悩みに関する答えが出ないこともあるかと思いますが、「なんだ!わたしだけじゃないじゃん!」とちょっとすっきりした気持ちを感じられるかもしれません。

そして、助産師である田村ともお話ができますよ!(若造のぺーぺーですが)

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なお、LINEでは中学生や高校生、その子たちを育てるママ、パパ向けの相談も承っていますので気軽に連絡くださいね。

本当であれば。理想。

本当であれば、というか理想は、幼少期のうちからおうちで性教育をやって、段階を踏みながら性に関してのレクチャーをするのがとってもいいです。小さいうちから聞いていれば性に関する抵抗感も減ると思いますし…。

おそらく、中学生や高校生になってくると好きな人ができた!っていうことが多くなってくると思うんです。

だからこそ、みんなが素敵な恋愛ができるように。ママやパパが性教育をおうちでやることで、お子さんをサポートすることもできると思います。好きな人の話がもし、おうちで出たら!そのタイミングで性教育をすることもできるかもしれませんね。

あとは今残念ながら某アイドルグループ会社の亡くなった元社長の性暴力問題も取りざたされていますが、そういった話題やタイミングにのっかって伝えるのもありかと思います。

おうちでの性教育が、当たり前に。

おうちで普段の会話と同じくらいのテンションやノリで、性やいのちに関する話できるようになったら最高なのになーと心から思います。

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