子どもが性器いじりをしています!どうすればいい?

「子どもが性器いじりをしているのを見つけてしまった……」
「子どもが性器をいじっているなんて、恥ずかしい……」
「性器いじり、すぐにでもやめさせなければ!」

そう思っているママやパパって結構多いんですよね。

Instagramでも多くの人が注目していた、子どもの性器いじりの話題。

見つけたときはどうしたらいい?
性器いじりは恥ずかしいことだよね?
すぐにでもやめさせた方がいいよね?

そのような疑問が解決するような内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

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「子どもの性器いじり」はママ、パパの悩みダントツNo.1

厚生労働省の研究調査(「保健師等による幼児等低年齢児の保護者に対する効果的な性教育方法に関する調査研究」)では、「自慰行為を目撃したあとの対応に困った」と回答した人が35.6%と最も多い結果となったそうです。

研究結果でも出ているように、多くのママやパパが子どもの性器いじりについて悩んでいることがわかります。

実際、数年前に性教育講演を親子サークルの方向けに実施した際に、
「子どもが性器いじりをしていて。やめさせた方がいいですよね?どうしたらいいですか?」
という質問をいただいたことがあります。

なんで子どもは性器いじりをするの?

子どもが性器いじりをするのは、2つの理由があります。
それぞれ解説していきますね。

気持ちいい、落ち着くから

小さい子の場合、単純に「自分の体を触ったら気持ちよかった」という快の経験を得た結果、ずっと触っていることが多いです。

快の経験を得ることは、その子にとって心地よさや安心感を得て不安な気持ちを落ち着かせます。
実は、快の経験を得たということはある意味成長の第一歩なんですよ……!

そのため、小さい子の性器いじりは性欲から来るものではないんですね。

もっと大きくなってきて、9歳ごろの思春期に入ってくると、自慰・セルフプレジャーは性欲からくる性行動になります。

かゆいから

性器が痒くて掻いている可能性もあります。

男の子の場合は、ペニスに皮がかぶっている状態なので汚れが溜まりやすく、それで痒くなることがあるんですよね。

女の子の場合はからだの成長途中で、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が不十分です。
ホルモンバランスがアンバランスなことで、腟の自浄作用というばい菌をやっつける力が弱く、痒くなりやすかったりします。

性器いじりを場所や時間関係なくやっているのは、ストレス?

  • 場所や時間関係なく性器いじりをしている
  • 触ることに対して固執、意固地になっている

などの場合は、お子さんがストレスを抱えていたり、精神的に不安定な状態の可能性があります。

どのような対策が必要?

対策として、以下のことをおすすめします。

  • 一緒に体を動かすような、アクティブな遊びをする
  • コミュニケーションをしっかりとる
  • スキンシップをとる

など、お子さんのメンタルケアをしてあげてください。

性被害の経験から、突然性器いじりをする可能性も

性被害の経験から、突然性器いじりをする可能性があります。

一部のケースで性器を触ることで気持ち良くなることを知って性器いじりにシフトしてしまう、ということもあるようです。

もしも、お子さんのメンタル面や行動面に何か気になることがある場合、心当たりがある場合は、医療機関や専門家に相談してみてください。

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もし、性器いじりを見かけたらどうしたらいい?

性器をいじることは自然なことで、成長の一部です。

でもいざ見かけたら、ママやパパはすごく戸惑いますよね。

では、性器いじりを見かけたらどのような対応をするのがベストでしょうか。

性器いじりを見かけても叱らない

性器いじりをしても、決して声を荒げたり叱ったりしないでください。

性器いじりを見かけて叱ることで、子どもは「性器を触ることはダメなこと」と、性に対するネガティブイメージが先行してしまいます。

そのため、性に対して嫌悪感が生まれたり、気持ちよくなることがいけないことだと思ってしまう可能性が。

また叱ることで、性について何か困ったことがあったとき
「ママやパパに相談したら、また叱られるかも……」と誤った認識をしてしまうかもしれません。

それこそ性被害に遭ったときに、ママやパパに伝えることができなくなってしまうことが考えられます。

「どこで知ったの?」「お股がかゆいの?」と優しく聞く

叱らずに、優しく「それってどこで知ったの?」、「お股がかゆいの?」と聞いてあげてください。

単純に「触っていたら気持ち良かったんだ!」と答えるかもしれませんし、万が一性被害に遭っていたらそのことについて話してくれるかもしれません。

気持ち良いからではなく、性器が痒くて触っている可能性も考えられます。
場合によっては子どもの同意を得て性器を見せてもらう必要があるかもしれませんし、病院受診が必要の可能性もあります。

性器いじりを見かけたときに伝えること

性器いじりを見かけたときは、性教育のチャンスなんですよ。
以下のようなことを伝えてあげてください。

  • 性器を触ること自体はいけないことではないし恥ずかしいことでもない
  • 性器はきれいな手で触ろう
  • 性器はプライベートゾーンの1つ。人前で触らずひとりの時間や場所で触ろう
  • 強い刺激で触らないようにしよう

性器はプライベートゾーン プライベートゾーンって知っていますか?

プライベートゾーンは、
「水着で隠れる場所と口」で人に見せたり触らせたりしてはいけない、自分だけの大切な場所。

もしも性器いじりを見かけて、プライベートゾーンについて子どもに伝えていないというママやパパは、これを機に「おうち性教育」として伝えるのも1つなのではないかと思います。

またもしもプライベートゾーンをむやみに見たり触ったりしようとする人がいたら、「嫌だ」と拒否してもいいことも併せて伝えられるととてもベストだと思います。

これを伝えるだけでも、性被害や性加害の予防になるのです。

お子さんの性に関する悩みなどはおまかせください

性器いじりをはじめとした、お子さんの性に関する悩みなどを相談できる窓口が公式LINEにあります。

  • お子さんが性器いじりをしている
  • お子さんがいかがわしいサイトを見ていた
  • お子さんに性教育をやりたいけれど、どうしたらいいか

など、さまざまなお悩みや疑問にお答えします。

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また、対面・オンラインで不定期に【性と生のしゃべり場】を不定期開催しています。

開催時はHPInstagramでお知らせいたします。

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