妊娠中にアロマって使っていいの?
妊娠中にアロマを使ってもいいのか、疑問に思う妊婦さんも多いのではないでしょうか?
「妊娠中にアロマはダメって聞いた…」
「妊娠中にアロマを使うと流産するかも…」
「アロマを使うとお腹が張るかもしれないらしい」
こんな風に、さまざまな疑問を持っている妊婦さんも多いでしょう。
実は妊娠中でもアロマは使えます!
この後詳しく解説していきますので、最後までご覧ください。
妊娠中は注意をしながらアロマを使っても良い!
妊娠中は体全体が敏感になるため、アロマオイルを使う際にはいくつか注意点があります。
- 安全が担保されているアロマオイルか
- 古いアロマオイルではないか
以上が大切になってきます。
安全が担保されているアロマオイルか
- 安全性
- 品質
- 産地
- 蒸留方法
などが明確になっているアロマオイルを選ぶようにしましょう。
日本ではアロマオイルは雑貨扱いです。
100円ショップでも手に入るほど。
100円ショップで手に入るアロマオイルは、純粋なアロマオイルではなく香料など化学物質が入っていることが多々。
「安全性」という面で見ると、少々不安が残ります。
一番おすすめなのはアロマオイル専門店での購入。
使用するときは方法や使用量に注意しましょう。
古いアロマオイルではないか
古いアロマオイルを使用すると、トラブルになりかねません。
トリートメントオイルとして使用すると、皮膚トラブルを起こす可能性があります。
もしかしたら、芳香浴では本来の香りではない香りになっているかもしれません。
トラブルを防ぐためにも、新鮮なアロマオイルを使うようにしてください。
一度開封したら、柑橘系は半年以内、その他のアロマオイルは1年以内で使い切るようにしましょう。
妊婦さんが使っていいアロマオイルって?
妊娠中に推奨されるアロマオイルは、
・ラベンダー
・オレンジ・スイート
・レモン
・ジンジャー など
これらのアロマオイルは、適切に使用した場合、リラクゼーションやつわりの対策に役立つと報告されています。
妊娠中に避けた方が良いアロマオイル
一方で、妊娠中は避けた方が良いアロマオイルもあります。
・ジャスミン
・クラリセージ
・ローズマリー
・セージ
・アニス
・ウィンターグリーン
・カンファー
・シダーウッド
・タイム
・ヒソップ
・フェンネル
・ラベンダー・スピカ
・ヘリクリサム
・シナモンカッシア
・サイプレス
Instagramでも一部挙げさせてもらっています。
- ペパーミント
- ローズマリー
- ラベンダー・スピカ
- ヘリクリサム
これらはケトン類というものに分類され、流産を引き起こす可能性があります。
ただし、低濃度で芳香浴として空間に香りを漂わせる程度であれば、特に問題はありませんが、心配な場合は使用は避けてください。
- アニス
- ウィンターグリーン
- タラゴン
など、少し聞き慣れないアロマも挙げました。
これらのアロマオイルは子宮収縮作用やホルモン作用など、お腹の張りを引き起こす可能性があるので避けるよう伝えています。
妊娠中でもアロマオイルを安全に楽しむためには?
妊娠中でもアロマオイルを安全に楽しむためにはどうしたら良いのか、解説していきますね。
アロマに詳しい専門家に相談
使用前には、自分のかかりつけの産婦人科の先生やアロマに詳しい専門家に相談しましょう。
産婦人科の先生はからだの知識、アロマの専門家はアロマの知識があります。いろんな人の意見を聞いて、使用するのをオススメします。
アロマは香らせるか、希釈して使用しよう!
アロマオイルをより安全に使うためには、芳香浴として空間に香らせるのが一番。
ディフューザーは水に薄めて、ティッシュの場合は数滴アロマオイルを垂らして、空間に香らせます。
それだけでもとてもリラックスできますよ。
もし肌に塗ってマッサージをしたい!という場合は、キャリアオイルを使って1%以下の低濃度に希釈して使用してください。
ただし妊娠中は肌が敏感になっています。
直接肌に塗布する前にパッチテストを行ってください。
アロマをたくさん使いすぎないようにする
「癒されたいから」といって、たくさん使用するのはNG。
トラブルの元になるため、少量からの使用をおすすめします。
妊娠中でもアロマテラピーは楽しめる!
妊娠中でも、ちゃんと知識があって注意をすれば、アロマテラピーを安全に楽しむことができます。
マタニティライフという特別な時期に、アロマテラピーを生活に上手に取り入れて、心と体の健康とリラクゼーションを保てるようにしていきましょう!