ラベンダーでリラックスできる人とできない人がいる
ラベンダーはリラックスの代名詞的存在のもの。
世の中にはそれがリラックスできていい匂い!という人もいれば、くさい!という人もいます。
もしかしたら、これを読んでいる人の中でもラベンダーをくさい!って敬遠している人がいるかもしれません。
実はこれ、嗅覚反応分析に関係のあるものなんです。
ラベンダーの香りは一般的に線香「青雲」の紫色
一般的なラベンダーは、
- ラベンダー・アングスティフォリア
- 真正ラベンダー
- イングリッシュラベンダー
- コモンラベンダー
- コモンラベンダー
- コモンラベンダー
- コモンラベンダー
以上のような名称で呼ばれるものです。どれも一緒の種類なのですが、ここではラベンダー・アングスティフォリアと呼び方を統一させてもらいます。
ラベンダーはシソ科の植物
ラベンダー・アングスティフォリア
学名:Lavandura angustifolia ssp.angustifolia
科名:シソ科
水蒸気蒸留法
地中海沿岸で1,000~1,300mの比較的標高が高い、乾いた土壌で育ちます。
香りは爽やか系
香りは爽やかだけれど、少し酸味があるような甘酸っぱい香りがしますが、線香の「青雲」の紫色の香りです。
「青雲」にはラベンダー精油が使われているので、ぜひ機会があったら香りを嗅いでみてください。
ラベンダーがリラックスする香りなのは薬理作用からきている
ラベンダーだけではなく、どのアロマオイルにも薬理作用といって薬と似たような効果を発揮すると言われています。
メディカルアロマ発祥のフランスでは精油を薬代わりに使うことも。
まだまだわからないことが多いアロマオイルですが、アロマオイルの中にどのような成分が入っているのか日本でも分析されています。
ただ、成育環境やアロマオイルの抽出環境など、さまざまな条件により、同じ植物でもさまざまな多少の分析結果にズレがあるもの。
今日は一般的に言われているラベンダーの薬理作用についてお伝えします。
ラベンダーにはリラックスする成分が入っている
ラベンダーに心を落ち着かせる、リラックスさせる成分が入っているのはたしかです。
というのも、ラベンダーにはモノテルペンアルコール類の「リナロール」という成分と、エステル類の「酢酸リナリル」という成分が30~50%含まれています。
リナロールには、鎮静作用や血圧降下作用、抗不安作用といった作用、酢酸リナリルは明確な作用がまだ分析がされていないものの、エステル類自体の働きに、鎮静作用や神経バランス回復作用があります。
ラベンダーがリラックスする香りなのは嗅覚と脳が関係している
香りを嗅ぐ時に必ず使う「嗅覚」。
嗅覚は脳と密接に関係しているのをご存じでしょうか。
本章では嗅覚と脳の関係性について詳しく解説します。
嗅覚はダイレクトに脳にリンクしている
香りを嗅ぐときに使う嗅覚は五感の中の1つで、五感の中で唯一、大脳辺縁系に直接刺激が伝わる感覚です。
大脳辺縁系は情動や意欲、記憶や内分泌系、自律神経系に関与していますし、快や不快、恐怖などの情動にもリンクしています。
例えば、街中で焼肉の香りを嗅いだら、いい匂いと感じ、ぐぐぐーっとお腹が鳴って。
だけど、お腹がいっぱいなときに焼肉の香りを嗅いでも、「ウエーッ、もう気持ち悪い」となったり。
このように嗅覚はダイレクトに脳にリンクしているので、体が欲している香りがわかるようになっているんです。
ラベンダーをリラックスする香りだと思う人は、体が緊張状態にあるかも
リラックス作用のあるラベンダーの香りを嗅いで「いい匂い!」と思うということは、
- 体が緊張状態にある
- 体が凝り固まっている
- リラックスできていない原因がある
以上のようなことが考えられます。
逆に「ラベンダーがくさい!」と思う人は、その人のからだはリラックス作用のあるアロマは欲していないということ。
では、なんでリラックスできていないんだろう?
何かストレスとか感じていることはないかな・・・といろいろと分析していくと、ストレスや心配事など様々な悩みや自分の気付けていない問題に気付けるのです。
ラベンダーでリラックスできる?できない?好みのアロマからその人を逆読みするのが嗅覚反応分析
ラベンダーをはじめ、アロマにはさまざまな薬理作用があり、そこからその人の状態を逆読みしていくのが「嗅覚反応分析」。
私自身、○○という症状には□□というアロマがいい!と特にいい香りだなーとも思わないのに、闇雲にアロマを使っていた時期がありました。
そのため、不調があってアロマを利用してもなかなか良くならない。そんな日々が続いていました。
そんな中ブログサーフィンをして出会ったのが、「嗅覚反応分析」。
ロジカルアロマテラピーといって、アロマの薬理作用から逆読みをしていくことを知って、なんて面白そうなんだろうと思って飛び込みました。
これが正解だった。
今ではわたしのコンディションを整える術の1つで、いつでも自分で自分のご機嫌がとれるように嗅覚反応分析を生活の中に取り入れています。
わたしのように、普段アロマを使いこなせていなくて悶々としている人には特におすすめですよ。
助産院Coloréでは嗅覚反応分析士入門講座を受けられます
晴れて2月から、嗅覚反応分析士インストラクターになったコブチですが、助産院Coloréは嗅覚反応分析士入門講座認定教室となりました。
今、せっせと開講準備中です。
実は調べてみましたら、千葉県船橋市で唯一嗅覚反応分析を受けられて、嗅覚反応分析を学べる場となっているんです(すごくないですか?)。
対面、オンラインで実施可能ですのでご興味ある方はご連絡いただければ幸いです。
講座は全3回。
日にちを指定して行う予定ですが、日にちのリクエスト開催にも対応していこうと思っています。
詳細が決まりましたら再度お知らせしますね。
つくづく香りって、アロマっておもしろいな~って感じるので、みんなにもその良さを感じてほしい!と心の底から思います。